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被災者の気持ちを考えよう。被災地に千羽鶴を贈ってはいけない3つの理由

折り鶴
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日本では大規模な災害が起こるたびに、被災者のことを想って「千羽鶴」を折る風習があります。

しかし、この相手を被災者を想って折る「千羽鶴」が贈る側の自己満足となってしまっている事実はもっと広まるべきです。

もし「被災地に千羽鶴を折ってあげたい」と思っていても少し思いとどまってみてください。

その千羽鶴、被災者にとって本当に必要だと思いますか?

千羽鶴を贈ってはいけない理由

支援物資配布の妨げになる

被災地では被災者へ支援物資の配布を行っています。

  • 食べ物
  • 飲料
  • 毛布など

”今”を生きていくために重要な物資を被災者へ届けなければいけません。

千羽鶴では

お腹は満たされません
身体を温めることもできません

重たくてかさばる千羽鶴は生き抜くために必要な支援物資を配布する妨げになります。

そして、被災地で疲れ果てている方たちに重たい千羽鶴を運ばせないで欲しいのです。

千羽鶴の処分にお金と人手がかかる

全国各地から贈られるであろう千羽鶴は、残されるものもありますが廃棄処分されるものもあります。

被災地に必要なのは復興のためのお金と人手です。

処分にお金や人手がかかってしまうものを贈ってどうするんですか?

そもそも欲しいと思っていない

そもそも受け取る側は「千羽鶴」を欲しいと思っているのでしょうか?欲しいと思っていない人たちに贈るのは自己満足でしかないでしょう。

日本人の性格上、想いのつまった千羽鶴のことを「NO」と言えないだけなのでは?

疲弊している被災者へ気遣うべきは被災していない人たちです。

被災者の気持ちをよく考えよう

「もし自分の家族や友人が被災したら何をするか」をよく考えてみてください。

きっと支援物として「千羽鶴」という結論にはならないはずです。

  • 物資の支援
  • 復興金の支援

自治体や企業の案内に従って自分のできる範囲で支援してくださいね。

復興を願う祈りは「千羽鶴」という形にしなくても届くと思いますよ。