自分のオリジナル商品を作って販売するネットショップサイト作りで有名なサービスの代名詞は「BASE」です。
BASEを使ってネットショップを開業したからこそ分かるメリット・デメリットを紹介します。
BASEを利用するか悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。
BASEのメリット
簡単に作れる綺麗なサイトデザイン
ネットショップで重要なのはサイトそのものの「デザイン」です。もちろん商品が魅力的なのは前提ですよ。
同じような商品が、
- 見栄えがよくないサイト
- 綺麗なデザインのサイト
2つの店舗で販売されていたすれば、綺麗なサイトデザインの方が売り上げは高くなります。
BASEで作成するネットショップは綺麗なデザインのテンプレートが豊富にあり、ウェブ知識がなくても綺麗なネットショップを作ることができます。他のネットショップとは一線を画します。
BASEっぽさを消せるからオリジナリティが出る
BASEで作ったネットショップはちょっと手を加えるだけで「BASEっぽさ」を消すことが可能です。
- 独自ドメインの設定
- ショップ右上のBASEロゴの非表示
- ファビコンの設定
ドメインとはURLのこと。デフォルトではBASE関連のURL「https://○〇.thebase.in(複数の中から選択可)」となっていますが、語尾の「thebase.in」を自身のドメインに無料で変更可能です。例えば「https://shop.○○」というようなURLに変更出来ます。
BASEでネットショップを開業するとサイト右上にBASEのロゴが入るのですが、有料1回買い切り500円でロゴを消せます。ファビコン(PCのタブのアイコン)設定も可能です。
BASEっぽさを消せば公式ショップ感が出て顧客からの信頼性がアップしますよ。
利用料無料!手数料は売買成立時のみ
BASEは無料でネットショップを開業することができます。月額料金は一切ありません。
手数料はBASE経由での売買が成立したときのみなので、商品が売れなかった場合は利用手数料が発生することはありません。
売買時に発生する手数料も安くて良心的です。
サービス利用料(3%)+決済手数料(3.6%)+40円
ハンドメイドマーケットで利用料が安くて有名な「minne」でさえ10%がかかるので、BASEの手数料は安いといえるでしょう。
在庫0の受注生産が可能
BASEは「Canvath」「pixiv FACTORY」を利用すれば受注生産が可能です。画像をアップロードするだけで、プリントされたTシャツやスマホケースなどの人気商品が完成します。
- 画像をアップロードするだけ
- 1個から生産可能
- 工場から直送
在庫リスクを抱えたくない人にとっては受注生産は魅力的ですね!
もちろん、自身で制作したオリジナル商品の在庫を持っての販売も可能ですので販売商品の幅が広がります。
データを入稿しておくだけで、注文数に応じて1個から製作・販売できるサービスを「オンデマンド販売」といいます。在庫リスクなし!
BASEのデメリット
「特定商取引法に基づく表記」により個人情報を公開しなければいけない
ネットショップを開業するためには「特定商取引法に基づく表記」をしなければいけません。
- 本名
- 住所
- 電話番号
BASEではこの3点の個人情報を開示が必須です。お店のネットショップ開業ならまだしも、個人活動で個人情報をネット上で公開するのは精神的ハードルが高いですよね。。
しかし、どこの馬の骨かもわからない人(ショップ運営者)から個人情報を入力して商品を購入する顧客のことを考えれば公開の必要性がわかるのではないでしょうか?「特定商取引法に基づく表記」をきちんと記載することでショップの透明性がでます。
ネットショップはBASEに限らず「特定商取引法に基づく表記」が必要ですが、「省略可能な場合もある」のでグレーゾーンとなっていることが多いようです。
例えばハンドメイドマーケットの「minne」では「特定商取引法に基づく表記」の設定画面はあるものの、公開している人はほとんどいません。(いつかBASEのように公開必須となるかもしれません)
もし、個人情報をネット上に公開したくないのであればKarigoなどのバーチャルオフィスを利用しましょう。
SEO対策が弱いので宣伝努力が必要
SEO対策とはウェブ検索で上位表示させることです。BASEで作ったネットショップはSEOが弱く、ショップ名をダイレクトで検索するくらいでないと検索に引っかかりません。
ウェブ検索で顧客を呼び込みが少ないとすると別の道を考える必要があります。
- ブランド力を上げる
- SNSから呼び込む
- ブログから呼び込む
積極的な宣伝活動が必要です。
販売価格1200円以下だと手数料が割高になる
BASEは1200円以下の安い物を売ると手数料が割高になります。
サービス利用料(3%)+決済手数料(3.6%)+40円
手数料は1200円以下だと40円が高くつくんですよね。
例えば500円の商品を販売すると
500*0.03+500*0.036+40=73円
手数料が10%を超えてしまうんです。安い商品は他の商品とセットにするなどして値段を高めに設定する工夫が必要です。
BASEのメリット・デメリットのまとめ
- 綺麗なサイトデザイン
- オリジナリティがある
- 月額利用料無料!手数料も安い
- 在庫0のオンデマンド販売が可能
- 「特定商取引法に基づく表記」の記載が必須で個人情報が公開
- SEO対策が弱く宣伝努力が必要
- 1200円以下の商品の販売は割高になる
デメリットもありますが、メリットの方がずっと多いです。本格的にネットショップをオープンするなら「BASE」で決まりですね。
BASEに登録しても「ショップを公開する」にチェックをいれない限りは「準備中」となって他の人はサイトを閲覧できません。ショップを公開しなければ「特定商取引法に基づく表記」運営者の個人情報が公開されることもありません。
初期費用も月額料金も無料なので、まずは登録して実際に触ってみることをおすすめします。
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